日本人は無宗教?
久しぶりに重い話でもしようじゃないか.
日本人は「あなたの宗教は何ですか」と訊かれたら,無宗教だと答える人が7割を越えるそうだ.
海外では無宗教だと言うとバカにされることがあるらしい(ほんとかどうかは知らんし確かめる気もない).
でも,自然宗教というものは知っているだろうか.
知らない人は,続きを読んでみると新しい発見があるかもしれない.
後で紹介する本によると,宗教には創唱宗教と自然宗教があるらしい.
創唱宗教とは,キリスト教やイスラム教,仏教,新興宗教などのことで,要するに教義を唱える人がいて,それを信じる人たちがいる宗教かな.
自然宗教とは,誰か特定の人物が広めたわけではなく自然に発生して広まっていき習慣や文化にまで変化している宗教のことかな.
自分も無宗教だと思っていた口だけど,自然宗教というものを含めて考えると,まさにこれだと思う.
なんでこんなことを考え出したかと言うと・・・閑。のこれを見たから(^^;
やっぱり自分も似たような経験がある.
特に寝るときに使うもののセットは長く使っているだけあって愛着がある.
でも単なる愛着以上に,魂の存在というか,要するに日本人の精霊観ってやつが根付いているみたいだ.
小学何年生かのとき,自分が生まれたときに埋めて一緒に育ったみかんの木を,大きくなりすぎて邪魔だからと伐られてしまったときには泣いた記憶がある・・・.
自分は神や幽霊の存在を信じていない科学信仰者だ.
でも,そういう霊的な存在が本当にいたらいいなと思っている(怪談は怖いから嫌いだし(^^; )
それに超常現象みたいなものが本当にあったらいいなと思っている.
だって,その方が夢があっていいじゃん.
それでもやっぱり心の底では信じていない.
自分の世界の神は死んだままなのだ.(ニーチェの言葉の意味を調べたら,こういう意味じゃないね.でもこのままでいいや)
この絶望と共に生きてゆくしかない.
さて,日本人の深層心理を,そしてルーツを知りたければ「日本人はなぜ無宗教なのか」という本が面白いみたい.
安いし,ちょっと興味が沸いたので,縁があれば読んでみることにしようかな.