MS-Word上で論文を翻訳しているといつも支援が貧弱なために作業に集中できなくて効率が悪いと思うので,いつか機会があったら翻訳支援用のエディタを作りたい.
あまり深く考えていないが,とりあえずこういう機能は最低限欲しいなと思うものを列挙してみた.
- 曖昧翻訳
全く同じでなくても,近い単語を推測して見つかった結果を表示する.(ハイフンの有無,・・・)
ex) under-characterized -> undercharacterize
それでも見つからないときはハイフンの前後で別々に翻訳し,それが元々一つの単語であったことを明示する.
- カスタマイズ翻訳
事前にユーザが登録した単語列は,登録した日本語を使う(専門用語など).
翻訳システムに渡す前にXXXXXなどに置き換えておき,翻訳後に登録した日本語に置換する.
対応する日本語が割り当てにくい場合のために,翻訳しない単語列を指定できる.
- 即時翻訳
カーソル下の単語をリアルタイム翻訳する.指示がなくても全部翻訳する.
入力中の単語をインクリメンタルに翻訳する.指示がなくても全部翻訳する.
- 入力補完
(特に英文内と同じ英単語を入力しようとしているときのための)入力補完機能を搭載する.
- 目線支援
段落単位で表示する文章レイアウトとは別に,一文ずつに分けた翻訳用レイアウトを用意する,など.
どの文を訳しているのか絶対に見失わないようにする.