下巻は何度も泣きそうになりながら読み終えた（T-T
しかもミーティングに向かう電車の中で読み終えてしまったから，とってもローテンションで臨んだのことよ．
ブレイブストーリー．
どんな願い事でも一つだけ叶えてくれる運命の女神に会うために異世界を旅する少年の物語．
一応はハードなファンタジーなのに本当に過酷で現実的なことしか起こらないこの物語は，最後まで「丸く治める」などという甘えごとは一切なかった．
やろうと思えばどんな状況からだって起死回生の結末にできたはずなのに，あえてそうはしなかった．
それでも取り返しの付かない出来事が多すぎて，主人公は本当にあれほどまでの経験をしなきゃいけなかったのかと思ってしまった．
これを，これをあの絵柄のアニメでやるっていうのか，そんなばかな！
子供も見に来るだろうに，この重みに耐えられるか？
あぁ，なんて重いテーマなんだろう．
勇気ってのはこんなにも重いものだったんだね．
思ったよりもその単語が出てこなかった，けどこのタイトルはまさにこの物語にこそ，ふさわしい．
mixi -> http://mixi.jp/view_diary.pl?id=169012840&owner_id=260895
