日本語の乱れがどうのこうのという話は,かなり前からニュースで取り上げられている.
例えば次のようなものがある.
・「ら」抜き言葉
・「〜たり〜たり」「〜とか〜とか」の並列表現の後ろの方の省略(ワードで指摘されて気が付くおいら)
・「社会人する」「主婦する」などの動作性のない名詞の動詞化
でも,言葉というものは変化していくものなのだから,ある程度の変化は認めていった方がいいのではないか,と前から思っていた.
そんなときに,某所で見かけた「文化庁 国語審議会」の記録.
国の上の方では変化を認めず,硬く考えているんだろうな,と思っていたのだが,どうやら自分が考えていたよりもずいぶんと軟らかいようだ.
しかしながら,改まった場では,一般に正しい(と言われている/と思われている/と決めた?)日本語を使うようにしよう,ということになっているようだ.
さて,文化庁が「ら」抜き言葉を完全に容認したら,日本のビジネス界はどう反応するのだろうか.
面白いことになると思わないか?
きっと,クールビズと同じことになるはず.
これらが良いか悪いかはともかく,気が付いたら周りで変化に着いていけていないのは自分だけ,なんていうことにはなりたくないな.
え,ああそうですよごめんなさい流行のファッションにはトンと興味がない電子情報オタクですとも・・・orz
文化庁 国語審議会
http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=show&id=1000000615&clc=1000000500&cmc=1000000510&cli=1000000576&cmi=1000000591#top