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はてなブログに移行しました。D言語の話とかいろいろ。

台風 - typhoon - typhon - テュポーン

都合よく,午後から大学の用事が全部なくなりました.
こないだも同じことがありましたね(^^;
どうにもならないときは台風がくる不思議.

ちょっとだけ台風について書こう.
タイトルにあるように,台風の英語であるtyphon(タイフーン)の語源は,ギリシャ神話のtyphon(テュポーン)に由来しています(という説があるわけですが).

いろいろと調べてみたら,あのエーテルについて面白い情報が!
エーテルという単語は,etherと書きます.
etherって,どっかで見たことありますよね!
イーサネットethernet)のイーサだったんですね,全然知りませんでした.
やっぱり語源って面白いや.
以下,補足.


エーテル

エーテルとはアリストテレスの考えた第5元素であり、「光り輝くもの」という意味がある。
天体はエーテルでできており、また月天より上空の宇宙はエーテルで満たされていると考えた。
電磁波の概念が生まれると、電磁波を伝える媒体をエーテルと呼ぶことにした。
エーテルは超透明で物質と干渉しないものとされた。
(現在でも、マクスウェル方程式の授業では、エーテルを方便として使って学ぶ。)
マイケルソン・モーリーの実験で、エーテルの流れの向きによって光の速度が変化するはずが、
実際ではそんなことはないことがわかった。
このことからエーテルの存在に疑問が生じ、アインシュタイン特殊相対性理論で、エーテルの存在は理論的にも否定される。
化学ではエーテルとは、エーテル結合COCを持つ有機物の総称。
また、単にジエチルエーテルのことを指す。
屋内のコンピュータを結ぶイーサネットの「イーサ」とは、
伝達媒体としてのエーテルからの転用。コンピュータをどこでもつなぐための媒体という意味合い。