D言語
github.com パネルコントロールの一種であるタブコントロールのサンプルコードを追加。 いつもどおり、WinFormsと同じ感じでできた。 パネル系のクラスを使うのは初めて書いたので、初めてついでにDockStyleを設定してみた。 ちゃんと動いているようだ。 imp…
ダイアログボックス的なやつなので、ウィンドウサイズを変更できないように設定している。 Doneボタンで各種設定を文字列で表示する。このボタンはフォーカスがこのウィンドウ内のどこにあっても、エンターキーで押すことができるように設定している。 Cance…
ほとんど又は全く触ったことがないコントロールの動作確認を兼ねて、サンプルコードを書いてみる。 まずは、Label (Static) コントロール。 コードは、本家の下記チュートリアルより。 wiki.dprogramming.com import dfl; version(Have_dfl) // For DUB. { }…
github.com 全般的なこと 当初の想定よりも大規模な改修になってしまった。 基本的には、WinFormsのキー入力イベントシステムを踏襲した形に修正していく方針とし、DFLが元々使っているFormMessageFilterクラスへの依存を減らした。 キー入力イベントシステ…
目標 Visual Studio Code (vscode) で、D言語のソースをコンパイルしたときにターミナルに出るファイル名と行番号(マウスホバーで下線が出る部分)を ctrl+click して、そのファイルの該当行へジャンプできるようにする。 試行錯誤 最初から、問題タブでは …
この記事はD言語 Advent Calendar 2022の10日目の記事です。 ・はじめに 前々回、前回と、DFLのビルド方法について書いてきましたが、今回が完結編となりそうです。 OMF形式に次いで、COFF 32bit、64bit形式のオブジェクトファイルを作成する方法を書きまし…
この記事はD言語 Advent Calendar 2022の8日目の記事です。 ・はじめに 6日目の記事では、DFLを32-bit OMF形式でビルドする方法を説明しました。 D言語の公式コンパイラdmdは、元々はオブジェクトファイルをOMF形式で出力していましたが、現在はCOFF形式で出…
この記事はD言語 Advent Calendar 2022の6日目の記事です。 ・はじめに 先日、DFLをdmd 2.101.0でビルドできるように修正しました。 とうの昔にPhobosのstd.streamが廃止になっているので、代わりにundeaDライブラリのundead.streamを使いましたが、DFLをビ…
この記事はD言語 Advent Calendar 2022の5日目の記事です。 DFLは、D言語でGUIアプリケーションを書けるライブラリであり、.NET の Windows Formsライブラリに似た使用感を持っています。 本家DFLの更新が止まっていたので、そこからforkして非公式のリポジ…
だいたいShooさんのPull Requestです。 Some fix for latest dmd, druntime and phobos. · Rayerd/dfl@a00bffa · GitHub とりあえずコンパイルできるように。 Merge pull request #22 from shoo/add_moving_and_sizing · Rayerd/dfl@93d1fd7 · GitHub ウィン…
久しぶり。 https://github.com/Rayerd/dfl import dfl; pragma(lib, "dfl.lib"); class MainForm : Form { private Button _button; private ListBox _listbox; private MainMenu _menu; this() { _button = new TestButton(); _button.text = "ok"; _butto…
今週の新技術 import std.stdio; class A { void f() { writeln("f()") ;} void f(int) { writeln("f(int)"); } void f(T)(T a){ writeln("f(", typeid(T), ")"); } } void main() { A a = new A; a.f(); a.f(1); a.f("str"); } f() f(int) f(immutable(char…
import std.stdio; import std.algorithm; void main() { writeln("aaa".map!(x =>'b')()); /// bbb } ついにあらゆる値に対してメソッドチェインが使えるようになった。やったね。
あけおめ. import std.stdio; int f(alias F)(int x) { return F(x); } int g(int delegate(int) dg, int x) { return dg(x); } int h(int function(int) dg, int x) { return dg(x); } void main() { writeln(f!(x => x + 1)(1)); writeln(g(x => x + 1, 1…
final class Lexer { private const string source; this(in string source) { this.source = source; } const(string)[] lex() const { static string[] f(string line) { auto app2 = appender!string(); app2.put(line); app2.put(","); app2.put(TOKEN_E…
final class Lexer { class LexerThread : Thread { private const(string)[] lines; private Appender!(string[]) app; this(const(string)[] lines) { this.lines = lines; app = appender!(string[])(); app.reserve(10000); super(&run); } void run() {…
import std.traits; interface I { I clone(); } class C : I { override C clone() // I.clone() の共変オーバーライド { return new C; } } void main() { { static assert(isCovariantWith!(typeof(C.clone), typeof(I.clone))); }{ C function() derived…
import std.stdio; import std.concurrency; void f() { writeln("start"); for (bool f; !f; receive( (int i) { f = true; }, (string s) { writeln(s); }, )) {} writeln("end"); } void main() { auto tid = spawn(&f); send(tid, "a"); write(readln())…
import std.stdio; class Base {} class Derived : Base {} void main() { // Covariance { Base delegate() f = delegate Derived() { return new Derived; }; writefln("delegate convariance is <%s>", f().toString() == "a.Derived" ? "OK" : "NG"); }{…
最近,日記らしいことを全然書いていませんでした. ヘッドフォンのコードに足を引っかけて落として壊してしまったので, ついにホットボンドを買ってきました. 強度を持たせようと思って盛りすぎたので少しいびつな形になったけど,使用感はまずまず. こ…
すべてのメソッドの内容を synchronized ブロックに含めるのならクラスを synchronized クラスにしてもよい. synchronized クラスのメンバはそのインスタンスを shared 型で生成しなければ呼び出せないので,この場合には new Bank ではなく new shared(Ban…
適切に synchronized ブロックを使えば利用者側で気をつける必要がなくなる. クラスメンバの中での synchronized は synchronized (this) と同じ. import std.stdio; import core.thread; class Bank { private int money_; void payin(int m) { synchroni…
どこでどのような競合を起こしうるのか想像するのが難しい. このようにスレッドセーフに使えるクラスを「スレッドコンパチブルである」という. import std.stdio; import core.thread; import core.sync.mutex; class Bank { private int money_; void pay…
import std.stdio; import core.thread; class Bank { private int money_; void payin(int m) { money_ += m; } void payout(int m) { money_ -= m; if (money_ < 0) { // クラスの利用者が注意していればここには到達しないはず? throw new Exception("pa…
本を読みながらコードを書いていきたい. Mutexは単にひとつのスレッドからしか実行できないようにするもの. Conditionは明示的に通知をしてスレッド間で同期を取ることができるもの. Conditionの方がMutexよりも細かい制御ができる. コードが間違ってい…
京都から遠路はるばる行ってきました. 全体の流れ 最初に,@repeatedly さんが唯一スライドを使ってアジェンダをプレゼンして,D言語の現状的なものを説明. Phobosには通信処理を書くための機能が不足しているけど,etc.c.curlが入ったのでそれを使えばも…
構造体クイズ1のときにはstatic opCallを含めていたのですが,もうこの仕様はないと考えていいのでそれなしで試してみました. ちょうど,一時構造体のデストラクトが行われないバグが修正されたことですし. import std.stdio; struct X { this(int i){writ…
本家はdsource.orgのsvnで管理されているのですが,しばらく更新がないのでgithubにリポジトリを作りました. https://github.com/Rayerd/dfl 基本ポリシーとしては, なるべく早くD2 trunkに追随する D2ののリリース版が出た時点でtagを付ける D1のサポート…
http://dsource.org/projects/ の全プロジェクトの最終更新日時から作ったプロジェクト活性度ランキングの2011.02.06版です. ちなみに,dmd, druntime, およびphobosは既にgithubで管理されており,dsource.orgでの更新は止まっています. 少し古いコード:…
そういえばデバッグレベルを設定したことなかった. import std.stdio; void main() { debug writeln("void"); debug(0) writeln(0); debug(1) writeln(1); debug(2) writeln(2); } これを色々な debug オプションを付けて実行すると・・・ >dmd a -debug &&…