...ing logging 4.0

はてなブログに移行しました。D言語の話とかいろいろ。

D言語が下火で悲しい

JavaC#はアプリケーション開発をするための言語として素晴らしい環境なんだけど,いかんせん重たい.
特に起動が遅いのが我慢できない.
なぜなら,開発中には死ぬほど起動と終了を繰り返すからだ.
そこはWindows Vistaが出てきて.Net FrameworkがOSのnative API になれば変わるのか?
もしそうなら,非常にありがたい.
そしてMonoが実用レベルに達すれば,Linux上でも同じ実行ファイルが動くようになる.
そうなるとJavaは少し苦しくなるだろうか.
メーカー品PCすべてにJava chipを搭載させるといいのかもしれない.
そう思って軽く検索してみると,パイプライン処理とJava VMは相性が悪いらしい.
下手をすると汎用CPUでパイプライン処理をしたほうが早いかもしれないようだ.
うーん・・・そうなると未来は暗いのだろうか.
そこはプラットホームの広さに加え,サブセットの多さによる適用範囲の広さでカバーできているのかな.

そんな対抗馬に対し,D言語は何が嬉しいのか?
現状,ドライバが書けるGC付き言語であることくらいしかないんじゃなかろうか.
なぜなら,まともなIDEが存在しないからだろう.
逆に言えば,まともなIDEさえできれば爆発的に普及すると思う.
早くその日が来ないだろうか.

と思っていたら,どうやらVisual Studio 2005 Express Edition上で,Dのコードのインテリセンスが動作するプラグインを開発している日本の人がいるようだ.
素晴らしい!
EclipseをDのIDEとして使えるようにしていくしかないかと思っていたんだけど,VSが使えるようになればかなり期待できる.
早くその日が来ないだろうか.

とにかく,現状ではアプリケーション開発には使えないのだから下火なのはどうしようもない.
日本ではアマチュアのゲーム開発くらいにしか使われていない.
一応,Dで書いたウェブサーバやWikiも存在するのだけど.

ちなみに,時間ができたら,Dでスクリプト言語を作ってみようと思っている.
基本的なアイデアは固まっている.
あと,必要なのは時間だけだ.