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はてなブログに移行しました。D言語の話とかいろいろ。

できるプログラマは教育で生み出せるか?

産学のミスマッチングはどこで解消したらいいのだろう?
そもそも大学では特定の企業にべったりの技術や場当たり的なやり方や経験則みたいなものは教えてくれないし,それは大学で教えるようなものじゃないと考えられているよね?
企業は企業でほとんどの新入社員は全然コードが書けないと嘆きながら自社で教育しているみたい.
コードを書ける人が欲しければ入社試験でコードを書かせるべきだ,とはよく言われているけど,それで書けない人を全部はじいたら人が足りないんだとか.
無理矢理頭数だけ揃えたプロジェクトがひどいことになるのはみんなもうわかっているのにそれがやめられないのは,未だに人月単位だからなのかな.


最近聞いたアイデアは,芸術大学はどうやって絵画や楽器演奏の技能を教育しているのか,それと同じような方法が必要なのではないか,という話で,確かにそれはよさそうに聞こえた.
情報工学は学問だけど,それを使う作業であるソフトウェア開発はクリエイティブな活動なんだよね.
技能とか,設計とか,その他のいろいろなものを定量評価できれば・・・あ,芸術はそんなことしてない.
もしかしたら,この話において,芸術の世界とソフトウェアの世界の一番大きな違いって,生み出されたものを評価する人・できる人がいない,いてもとてもとても少ない,ってことなんじゃないかな?