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十二傑新人漫画賞史上二人目の準入選作品がすごい

知らない人のために説明しよう.
ジャンプには十二傑新人漫画賞という漫画賞がある.
この漫画賞は,ジャンプ編集部に投稿される毎月の応募作品の中から必ず一本を選ぶので,一年で十二人の新人漫画家が受賞する.
だから,十二傑賞.


賞の種類は良い順にするとこうだ.

  • 入賞
  • 準入賞
  • 佳作
  • 最終候補

さらに十二傑賞はこれらとは別にもらえることになっている.


そんな十二傑賞は既に過去40回以上に渡って実施されている.
http://www.geocities.jp/mezefilart/12ketsu/index.html
それなのに,毎月必ず選ばれる十二傑賞の他には,まだ7本の佳作と,たった1本の準入選がしか出ていなかった.
相当厳しいみたいだ.


そんな中で現れた,史上二人目の準入選作品.

古味直志先生「island」 赤マルジャンプ掲載

普段は赤マルジャンプなんて読まないだろう.
でも,読み切りにだって素晴らしい漫画はあるし,むしろ藤崎竜先生みたいに読み切りでこそ神がかっている漫画を描く人だっている.
作者自身のタイプはまだわからないけど,「island」はそういうタイプだと思う.
とにかく新人漫画家だとは思えない質の高さ.
漫画好きな人は,まだ書店に赤マルジャンプがあるはずだからぜひ読んでみて欲しい.
(最後に誰も気づかなかったのかよ!って突っ込みたくなるところはあるがご愛敬w)


それにしても,あの人が史上一人目の準入選作品を取った人だったとはしらなんだなぁ.