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はてなブログに移行しました。D言語の話とかいろいろ。

積読を崩し始め

川上稔氏の「終わりのクロニクル」を一気に4冊消化。

(2)の上下巻は日本神話をベースとした話なので、興味も倍というものだ。
何気に神話は(知らないなりに)大好きだから。
ここで小話をしよう。

イカヅチという言葉の最後の「チ」。
これは「蛇」や「霊」、「神」、「とても激しいもの」などを意味する。
オロチ(大蛇)、カグヅチ(火神)、イカヅチ(雷神)などがその使用例。
また、ワタツミ(海神)のように、霊格を意味する言葉として「ミ」も用いられる。

オロチは有名だけど、オロチを斬った中から出てきたのが草薙剣(クサナギノツルギ)で、斬った剣は十拳剣(トツカノツルギ)ってことは知らない人も多いのでは。
あと、草薙剣天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)は同じもので、名前が変わっただけ。

解釈が分かれるためにちゃんとした物語として知りにくいから、今まで深くは調べなかったけど、いい本がないか探してみようかな?